WP-CLIでドメインを置換するまでの手順。
最近のWordPress案件ではWP-CLIを利用することが多いのでメモ書き。
開発と本番環境でURLが違うことがほとんどですがWP-CLIであればあっさり置換することができて便利です。
カスタムフィールドの値はシリアライズされているのでDBを直接書き換えるのはあまりよろしくないようで。。
あと、さくらのレンタルサーバーにも入れられます。
導入
まずはWP-CLIのインストール
curl -O https://raw.githubusercontent.com/wp-cli/builds/gh-pages/phar/wp-cli.phar
動作の確認
php wp-cli.phar --info
実行権限を与えて、/usr/local/bin/に移動するのが一般的なようです。
chmod +x wp-cli.phar sudo mv wp-cli.phar /usr/local/bin/wp
このコマンドでエラーがでなければ準備OKです。
wp --info
MAMPを利用している場合はエラーが出ることが有ります。
これはMAMP側のPHPを使うようにパスを修正してあげればOKです。
※を利用しているPHPのバージョンに書き換えて.bash_profileなどに下記を追加しましょう。
export MAMP_PHP=/Applications/MAMP/bin/php/php※.※.※/bin export PATH="$MAMP_PHP:$PATH"
URLを置換する
WP-CLIを利用するにはターミナルなどでwp-configのある階層に移動します。
http://dev.example.comをhttp://example.comに置換するにはまず下記コマンドで確認してみましょう。
–dry-runオプションを付けると、どのテーブルで置換が行われるのか確認できます。
wp search-replace 'http://dev.example.com' 'http://example.com' --dry-run
下記コマンドで実際に置換が行われます。
wp search-replace 'http://dev.example.com' 'http://example.com'
マルチサイトには–networkオプションを付けて実行しましょう。
wp search-replace 'http://dev.example.com' 'http://example.com' --network